「三井住友銀行寄附講義」終了報告(2013年度~2018年度)

 経済学部・経済学研究科では、現代経済に対する的確な洞察をなしうるグローバル人材を養成するため、2013年度より「三井住友銀行寄附講義」を開設し、2015年度にかけて「EUにおけるガバナンスと経済運営」についての講義を行ってきました。2016年度より本寄附講義が更新されるにあたり、講義名称も「国際経済分析と金融の作法」と改め、欧州にとどまらず、アメリカや新興諸国をはじめとする多様な地域を射程に収め、国際的見地ならびに地域経済の視点に即して、現代経済がどのように展開しているかについて授業を展開してきました。

本寄附講義の構成要素は以下の通りです。

EU短期海外調査(海外調査A)では、

 これら一連の学習活動を通して、学生たちは関心あるテーマを深め、英語力を強化し、また調査、プレゼン発表、ペーパー執筆などのプロセスと手法を学ぶ機会を得ました。

EU短期海外調査の各年度の概要および報告書は、以下の通りです。

 三井住友銀行様からは6年間にわたり、グローバル経済の最前線でご活躍されている特別講師による講義群や関連講義、また海外調査に参加する学生への渡航費用の補助など、大変貴重なご支援ご協力を賜りましたことに深く感謝申し上げます。また、現地調査における企業訪問につきましては、如水会各支部の皆様の多大なるご協力を頂き、海外で仕事をする意義や心構えなどについて励ましのお言葉とご助言を頂きましたこと、改めて深く御礼申し上げます。

 本短期海外調査は、今後もグローバル・リーダーズ・プログラムの一環として、継続発展させていく所存です。

*2013年度~2015年度には文部科学省からも資金提供を頂き、寄附講義と並行して「EU地域経済分析者養成プログラム」を実施いたしました。